銀シャリファンが銀シャリのネタを書いたら

「桃太郎」

 

橋本「はいどうもー銀シャリですー!

よろしくお願いしまーす!」

 


鰻「あんな、俺最近な、

甥っ子に昔話を読み聞かせてあげたんや」

 


橋本「おぉ、優しいことしてるやないか」

 


鰻「でもな、なぜか馬鹿にされたねん」

 


橋本「えぇ、昔話読み聞かせて

あげて馬鹿にされることある??」

 


鰻「そう、だから今日はな、おかしなとこ

なかったか聞いてほしいねん」

 


橋本「おぉ、ほんなら聞かせてもらいましょうか」

 


鰻「じゃあいくで、

むかーしむかしあるところに、

RGさんとおばあさんがいました」

 


橋本「レイザーラモンの!?

いやちょっと待ってや、なんで

RGさんが昔話に出てくんのよ、

日本昔ばなしのOPで散々引っ張られて

最後昔話あるある言われて終わるやつやん、

ちゃうやん、おじいさんや」

 


鰻「あぁ、そうか

むかーしむかし、あるところに

おじいさんとおばあさんがいました」

 


橋本「おぉええよ」

 


鰻「おじいさんは日吉町にお馬さんを観に」

 


橋本「競馬しに行ってない!??」

 


鰻「えっ?」

 


橋本「日吉町にお馬さん観に行くって

確実に東京競馬場行っとるやないか、

しかも恐らく日本5大レースの一つと

言われる日本ダービーやろそれは、

ちゃうねん、おじいさんは山へ芝刈りに

行くんや」

 


鰻「あぁ、そうか

おじいさんは山へ芝刈りに」

 


橋本「うんうん」

 


鰻「おばあさんは多摩川

ボートを観に行きました」

 


橋本「競艇!??

おばあさんは競艇に行ってるん?

なんなんそのギャンブル好き老夫婦は、

そんな昔話子供に聞かせてええわけないやろ」

 


鰻「すると、インコースから

大きな桃がどんぶらこどんぶらこと

流れてきました」

 


橋本「そこで桃が登場するの!?

そんなんもうレースは中止や

なにをやってるんや大会の運営サイドは」

 


鰻「小腹が空いていたおばあさんは、

コースに侵入しそのまま桃を担いで

持って帰りました」

 


橋本「食い意地と体力が凄いな、

YouTube行き確実やぞ、

絶対週末のワイドナショー

取り上げられるやつや」

 


鰻「無事家まで持ち帰ったおばあさんは、

これはいい小遣い稼ぎになるのではないかと

思い、メルカリに桃を出品しました」

 


橋本「現代っ子かそのおばあさんは、

IT化の波がものすごく押し寄せているなおい」

 


鰻「すると、命の危機を感じた桃太郎は、

桃を突き破って出てきました」

 


橋本「そりゃまさか持ち帰られて

そうそうメルカリに出されるとは

思わへんからな、サクッと切られて

ご挨拶しようかと思ってたら郵送され

そうてそりゃ自発的に出てくるやろ」

 


鰻「桃から生まれたその子をみて、

おばあさんは桃の中の王子、

ピーチインキングと名付けました」

 


橋本「ピーチインキング!!?

なんやその限りなくライオンキングに

近い語呂の名前は、おばあさん絶対

劇団四季好きやん、

そんで王子と書いたならプリンスやしな、

のちのち成長することを見越してすでに

キングと名付けてるやん、そこの先見の明

あるのなんなんおばあさん」

 


鰻「そうしてなんやかんや

桃太郎は成長し、」

 


橋本「桃太郎になってるやん、

絶対帰ってきたおじいさんに

とんでもない反対を受けたやろ、

おじいさんいて助かりますぅほんとに」

 


鰻「大学4年生となり就活を終えた

桃太郎は、定年するまでこんなに長い休みを

貰えることはないということで、

鬼退治をしに行くことにしました」

 


橋本「それ就活が終わった時期に

バックパッカーするタイプの子やん、

今までそんなんしてなかったから

実際乗せてもらったとき全然運転手と

話せなくて後部座席で下向いて

スマホのゲームするタイプの子やん、

でもなんやかんやあって旅が

終わる頃には凄く喋れるようになってる

子やん」

 


鰻「めちゃくちゃ喋るやんけ笑笑」

 


橋本「別にええやないかい笑笑」

 


鰻「ほんでな、

桃太郎が鬼退治に行くと聞き、

おばあさんは桃太郎にビットコイン

持たせてあげました」

 


橋本「仮想通貨!!?

そこはきびだんごやろ普通、

そんなんで仲間にできるやつ

絶対ガチガチの理系でヒョロヒョロの

ガリガリやん、そんなパーティで

鬼なんか倒せへんやろ」

 


鰻「そうしてなんやかんや

旅をしていくなかで、なんやかんや

高田さん、佐藤さん、山中さんを

といった仲間を集め、最寄りの港から

フェリーで鬼ヶ島に行きました」

 


橋本「そこ物凄いふわふわやん、

そこわりと子供に伝えたいメッセージ

入ってるところなのにざっくばらんに

いってしまうやん、あと仲間みんな

人間やん、仮想通貨貰ったからそれを

利用できる者しか集められへんかったや

ないか、そんで最寄りの港からフェリー

出てるの!?ちょっとした観光地に

なってないそれ!?」

 


鰻「鬼ヶ島に着くと、

高田さんが大きな声で

「出てこいや!!」と言いました」

 


橋本「ノブヒコさん!!?

えっ、高田て高田延彦さんなん!!?

わりと強めな人集められてるやん、

仮想通貨凄いなおい」

 


鰻「すると、杖をつき、腰の曲がった

鬼たちがぞろぞろ出てきました」

 


橋本「えぇ、めちゃくちゃ

勝てそうな雰囲気やん」

 


鰻「実は、鬼ヶ島にも少子高齢化

波が押し寄せており、鬼人口の60%以上が

65歳以上の高齢鬼なのでした」

 


橋本「えぇ、物凄く高齢化が進んでるやん、

なんかかわいそうになってきたぞ」

 


鰻「桃太郎は、「しめしめ、

これは簡単に勝てそうだ」

(5秒くらいためる)

と大きな声で言いました」

 


橋本「最低やないか桃太郎、

せめて心の中で留めておいてよ、

どっちが正義かわからんなるぞおい」

 


鰻「すると、鬼達は言いました、

見ての通り、わしらは老いた、人に悪さを

してたのはもう何十年も前の話、

今は仮想通貨で一発当ててそれを頼りに

年に7回くらいハワイに行きながらほそぼそとこの島で過ごしておる、俗に言う億り鬼と

いうやつじゃ」

 


橋本「めちゃくちゃ優雅な老後

送ってるやん、年に7回ハワイて、

ほそぼその意味調べなおした

ほうがええぞおい、そんで億り鬼て、

うまいこと言わんでええねん、

確かに億り人と呼ばれる人たちがいる

けどもやな」

 


鰻「桃太郎達は、億り鬼のくだりを、

顔の表情筋を一切動かさず聞いていました」

 


橋本「めちゃくちゃ冷たいやん

桃太郎さん達、そこは笑ってあげてよ、

デーモンジョーかましただけなんやから」

 


鰻「デーモンジョーク?」

 


橋本「いやっ、あのね、

鬼っていうのは英語でデーモンというので、

アメリカンジョークとかけてデーモンジョー

と言ったんですけども、、ってそんなこと

説明さすな、スベったらそこはノータッチ

でええねん、お前こそが鬼やぞ」

 


鰻「そうしてなんやかんやあって

鬼を退治し、なんやかんや仮想通貨を

貰い、決まっていた内定を辞退して

優雅に暮らしましたとさ、おひたし

おひたし」

 


橋本「いや最後もふわふわなんかい、

生活資金である仮想通貨貰うて

どっちが鬼かわからへんやないか、

そんで最後なんでおひたし2つ

出てきたん??

もうええわ、どうも!ありがとう

ございましたーー!!」